ファストパス
何もわからないミクとパパは、ワールドバザールの店並みに驚きながら奥へと進んだ。
急に現れた広場にビックリ。
「うわっ!」驚くミク。
「どこに行けばよいのやら・・・」さまようパパ。
とりあえず二人はトゥーンタウンの方向へ歩いた。
すると、なにやら行列が。
「プーさんのハニーハント、ファストパス最後尾はこちらです。」
「あっ、ミク並ぼう。」
ミクママが話していたプーさんのハニーハント。はじめにファストパスを取りなさいと言ってたっけ。
ところが長〜い行列に、ミクもパパもうんざり。
「あのロケット、なぜ誰も乗ってないの?」
「まだ早いからよ。」
周りの親子の会話からもわかるように、こんなにすいてるのに、こんなところで並んでていいの?
右に曲がると次はUターン。次は左に曲がり・・・果てしなく続く行列。
ようやくファストパス発券機が見えたと思ったら、そこから右に曲がる列。
ディズニーランドにとって常識的である、この列の長さを初めて体験した二人はまるでさまよう子羊のようであった。
やっと発券機に到着。数台並ぶ中、一番左端の発券機にパスポートを入れた。
「ミク、下からでてくるチケットをとって。」
「うん。」
ようやく入手したファストパス。並んでいる時には、「たぶん夕方ぐらいの時間になります。」との説明でしたが、かいてる時間は11:50〜12:50。
とりあえず1個のアトラクションに入れることがわかりホッとしたパパでした。
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